■バティック用語

カインパンジャン

インドネシア語でカインは「布」、パンジャンは「長い」と言う意味です。
通常バティックは長方形の約200m〜240m X 105mの大きさです。昔からある伝統の衣装です。
男女とも長い布をそのまま巻きつけて着用します。

スレンダン

女性用の肩掛けを一般にスレンダンと呼びます。
スレンダンには、腰布として併用される大きさ・模様がありますが、当店で扱うものは小さいタイプが多いです。
着用法は様々ですが、細かく折りたたんで片方の肩に掛けることが多い。

トゥリス

手描きの制法を言います。チャンティンという道具を用いて、布に絵を描くようにロウをおいていきます。
中部ジャワなどの王室では門外不出の王室の人間だけが身にまとえる文様などがありました。 そんな昔から伝わるインドネシア独自の文様は、熟年の職人の手によってフリーハンドで描かれるのです。
近年は、洋服の発展によってバティック職人の仕事の場も少なく腕の良い職人も数少なくなっているようです。

チャップ

銅で作られた型にロウを流し込んで布においていきます。
型とは言っても境目が分からないように綺麗に押していく技術は職人のなせる技であります。

コンビナシ

チャップとトゥリスの混合作業で作られる制法です。
チャップでは出来ない細かい所を手で描いていきます。

■バティック解説〜地方別〜

ソロ・ジョグジャカルタ

どちらの地方も王宮があった古都の町。そもそもジャワ更紗は中部ジャワ・ソロの王宮の女性達が 始めたとされる。17〜18世紀には一般人にも普及し、インドネシア各地に。。。。 この地方では伝統・権威を示す文様が特徴。特権階級にのみ着用が許された禁制文もある。 (カウン文・パラン文など・・・) 「藍」と「茶」のみで染め上げるのが特徴。ソロ産のものの方が茶色が黄色っぽい。

チレボン

かつて王宮があった港町。中国との交流が盛んで、多くの華僑が住み独特の中国的文様が見られる。

プカロガン

チレボンと同じく、ジャワ島北岸の産地の中でも積極的に異国文化を取り入れてきた。 1850年ごろから華僑やインド人、ヨーロッパ人などが更紗工場を始め、新しいデザインがどんどん生み出された。 ヨーロッパ人向けの商品の開発が進み、カラフルな花柄文様が特徴。

ラスム

最初に「赤」を使用したのがこの地方。茜染は企業秘密で、外へ持ち出すと死刑になったとか・・・・; 茶・藍はソロなどで染められ、茜の部分のみはここで染められることもある。 茜色の良し悪しは、更紗の質を決める!!!

ジャンビ

ジャワ島の北東に位置するスマトラ島は、インド更紗の影響を最初に受けた所。 インド産の「パトラ文」に似た文様が特徴。

インドラマユ

「藍」一色で染め上げた更紗(カイン・クレガン)が多い。 チレボンに近いこの地方では、チレボンに似たものを制作しているが、技法は多少粗いようである。 木の柄の先に針状のものを多数植え付けた工具を使い、蝋引きした布の表面を叩いてつける点文(チョチョハン)は、この地方特有の技法です。

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